・石英ガラス(sio2)

普通のガラスより透明度が高く、光の透過性に優れ、非常に高い耐熱性、急激な温度変化に優れた耐性をもったガラス。

 

 

浸透性・・・物質や液体、溶液などが浸透していく性質

塗膜を形成すると水の侵入を防ぐ事が出来ても湿気を放散できないため、躯体内部に湿気がこもり内部結露やアル骨反応など弊害を起こす原因になります。浸透性(ファインクリスタルウッド)は躯体表面層に吸水防止性を与えながら毛細管はそのまま残し、湿気の放出を阻害しない効果があります。


・コンクリートは何でできているのか?

コンクリートは骨材(砂や砂利)とペースト(セメントと水)でできています。

セメントは水と接触することで「水和反応」という化学反応を起こして固まっていきます。打込み後の注意はこの化学反応をきちんと進めるために、コンクリートから水を逃さないことが重要です。コンクリートを乾燥させると化学反応がきちんと進まず、強くて丈夫なコンクリートが出来ません。また、バイブレータなどを使って型枠にコンクリートをしっかりと詰める作業もコンクリートの品質確保のために大変重要な作業です。

 

コンクリートの長所と短所

長所・・・自由に成形が可能、耐久性や耐火性に優れるなど。

短所・・・容易に取り壊しができない、圧縮には強いが引張に弱いなど。

・白華現象とは

コンクリートは水とセメントの反応(水和反応)により、含水ケイ酸カルシウムが形成されます。

そして、それと同時に多量の水酸化カルシウムが形成されます。水に溶解した水酸化カルシウムがコンクリート表面に移行し、そして蒸発すると表面に水酸化カルシウムが残存します。この水酸化カルシウムは炭酸ガス(CO₂)を吸収して、水に不溶な炭酸カルシウムと変わります。

白華現象が生じたとしても、コンクリートの強度には問題はないが、美観が損なわれます。

白華現象はコンクリート表面でおこる現象ですので、削ることや洗浄で落とすことが可能です。

 

・凍結融解とは

欠陥部等よりコンクリート中に入り込んだ水分が凍結し、体積の膨張により欠陥部が拡大することでコンクリートが劣化、凍結と融解の作用が繰り返して行われることで建造物の損傷は更に拡大する、といったものである。