私事でありますが、H28年11月23日にオープンした高松市こども未来に先日行ってきました。
そこの5階にある平和記念館へ行き、高松空襲の戦争遺品などの展示を見に行きました。
1945年の日本は第二次世界大戦の渦中でしたが、この年の8月15日、玉音放送により、日本の降伏が国民に公表され、9月2日にポツダム宣言の履行等が定められた降伏文書に調印した年です。
高松空襲は1945年7月4日に起き、高松市中心部を大型爆撃機B-29が焼夷弾を使用して高松市中心部は焼け野原と化しました。
当時の事を私では想像できないほど、過酷で絶望の末期状況だったと感じました。
日本敗戦から13年目(1958年)に竣工したのが香川県庁舎です。
設計者は丹下健三です。
香川県庁舎は街の復興と戦後の社会を象徴するシンボルとして建てられました。
戦後の日本を代表する建築です。
当時ままだ珍しかった異型鉄筋を使用し、コンクリートの強度の向上が図られました。施工にも先端技術が投入されていたらしいです。
戦後を象徴する香川県庁舎は、竣工から50年以上経過しました。
ここで心配な事が、現代社会でも問題視されているコンクリート構造物の劣化です。
コンクリート構造物の耐用年数は短いもので30年程度。一般的には50年~60年と言われています。
これらの構造物を守る!ための技術が塗装にもあります。
塗装技術も塗料も進化しております。弊社が使用している液体ガラスは古くなった構造物を再生させる効力もあります。
いつの日か香川県庁舎に液体ガラス塗布することが目標であり夢です!!
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